しがない麻痺毒のふるよに日記

ふるよにの戦績、構築について話します。文才は無いです。あくまで主観なので注意

チカゲオリジンについての個人的評価前編(ふるよにAdventCalendar12/4)

全国のふるよにプレイヤーの皆さん、こんにちは。麻痺毒のろぐです。
このブログはふるよにAdvent Calendar(詳しくは某魔法幼女さんのブログまで)に登録する予定なので、せっかくなのでクリスマスに縁のある話題を扱おうと思いました。
クリスマスといえばさんたさん(平仮名なのは決してミスではない)。さんたさんといえばプレゼント。プレゼントといえば?そう!ずばり「毒」ですね!
という訳で今回は、私が愛用するチカゲについて色々お話したいと思います。(チカゲアナザーについてはまた別の機会に。)具体的には、

(0)チカゲはどんなメガミ?
(1)各カードの解説
(2)個人的おすすめ組み合わせ
(3)他のメガミとの相性

前編となる今回は(0)、(1)について語っていきたいと思います。

(0)チカゲはどんなメガミ?

皆さんにチカゲの魅力を知ってもらうには、チカゲがどういうメガミかをまず説明しなければいけませんね。

チカゲの最大の特徴、それは「毒カード」に他なりません。
チカゲは通常札で「麻痺毒」、「弛緩毒」、「幻覚毒」を、切り札で「滅灯毒」を送ることができます。それぞれの役割は長くなるので別の機会にお話しますが、これらの毒カードにより相手のリソースの制限、対応札を構えづらくすることによる防御力の低下、相手のデッキ汚染といった、「相手のディスアドを生むことにより遠回しにアドを得る」ことができます。(因みに毒カードによって相手に自分のしてほしい行動をしてもらう、なんてことも出来ますがなかなか難しいのでこれがある程度できるようになったら素晴らしいと思います。自分も頑張ります。)

また、チカゲはライフダメージ2以上の攻撃を多く持つので、相方の攻撃をライフに通しやすくすることもできます。毒で守りを固め、チカゲの攻撃札をちらつかせて相方のメガミでライフを取る、攻守にバランスのよいメガミと言えるでしょう。

そしてチカゲの最大の武器、それは……

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そう!闇昏千影の生きる道です!詳しい評価は後程述べますが最強です。

ここまでは主にチカゲの強みを紹介してきましたが、次はチカゲの弱みを挙げていきます。
まず、チカゲの攻撃札は簡単に振れるものではないということ。チカゲの攻撃間合いは主に4,5付近となり、優秀な後退札を持たないチカゲ単体で見るとやや使いづらいものなのです。
しかし、優秀な後退札を持つメガミと組ませれば、チカゲの攻撃札を存分に使うことが出来ます。強い。
また、チカゲが生きる道以外の大技を持たないため、生きる道が通らない相手に対して相方頼りになってしまう点が挙げられます。生きる道が通らないメガミは積極的にBANしていきましょう。

以上の点から、
・チカゲは攻守に優れている上に生きる道という最強カードを持った優秀なメガミ
・使いづらい攻撃札を持ち、「遠回しにアドを得る」という性質を持つ、ややテクニカルなメガミ
と言えるでしょう。


(1)各カードの解説
(通常札)
・飛苦無
間合い4-5、2/2のバニラ攻撃札。このカードがあることで相方の攻撃札がライフに入る。シンプルに強いが一閃や鋼糸に比べるとやや使いづらい。

・毒針
間合い4、1/1、攻撃後に毒を山札の上にプレゼントできるカード。やってること実質1/1+1/- +αというとんでもないパワーカードです。
間合い4まで下がらないといけない、ステップ対応に弱いといった弱点はありますがパワー高いのでほとんどの場合採用します。
とはいえ大した火力にはならないので終盤は基本行動に使う選択肢が多かったり。

・遁術
主な使い方は2歩後退+前進阻害による安全確保・・・と言いたいのですが残念ながら新幕に入ってからこのカードを打つ機会が激減しました。その理由は主に、
・ユリナやライラ相手に安全を確保できない(足捌きや風走り)
・安全を確保出来たとしてもテンポロス
の二つですね。遁術は自動的に自分のリソースを3つ裂いてしまいます。チカゲは自分のテンポロスを取り返すカードを持っていないため、遁術を構えるタイミングである程度リソースを保持していなければ、そのままテンポロスに繋がってしまうのです。このカードもチカゲの難しさを表すものの1つと言えるでしょう(とはいえ相手は警戒するのでカードプールにあるだけで優秀と言える)。

・首切り
チカゲの持つ唯一の全力攻撃札。居合や斬撃乱舞というよりは大地砕きと似たようなイメージです。大地砕きとの明確な差は相手のハンドに干渉することができるという点にあります。とはいえ大地砕きの方が強いと思います。

・毒霧
相手のハンドに毒をプレゼントできるカード。毒針を避けられる相手にも毒をプレゼントできたり、流転の再起にも使えたりとシンプルながら汎用性が高いカードです。

・抜き足
2ターンの間間合いを2減少させるカード。自分のターンに間合いが戻るため相手の攻撃を防ぎつつリソースを貯めることができる優秀なカードです。また、一時的にダストを回収したりと色々悪用ができるカードでもあります。正直奮迅よりも汎用性が高いと思う。

・泥濘
1ターンの間相手の離脱、後退を制限するカード。生きる道を張った返しに抜き足泥濘両張りがあまりにも強すぎるため生きる道のときは大体積みます。ビートで積む枠がないところが悲しいところ。

(切り札)
・滅灯の魂毒
フレア3で任意のタイミングで相手のドローロック+ほぼ永続的にハンドロック。こうやって書くとやっぱり強いですね。毒針→滅灯毒ってやると相手は悶絶します。相方で萎縮つけるとなお良し。

・反旗の纏毒
効果はわかりやすいので誰に刺さるかをざっと挙げていきましょう。
刀(古)扇(笛)傘書鎌(塵)にかなり有効、鎚や毒にはピンポイントといったところでしょうか。
つきさしや詭弁、久遠、反駁系から道を守る使い方もできますね。

・流転の霞毒
再起する間合いの広い1/2の攻撃札。自分が切り札を見せなければこのカードを警戒して1/1がライフに通ったりします。
無理に打ちすぎるとフレアがなくなるので注意。

・闇昏千影の生きる道
チカゲの持つ唯一の大技。問答無用で勝つって書いてあるんだから弱いわけないですよね。
基本的にチカゲはビートよりのメガミなのですが、ビートには必ず何かしらの壁となる相手がいます。より質の高いビートやコントロール相手にビートがきついと感じた場合、ルートが1つでは勝つことが困難になってしまいます(ビートで負けるわけねぇ!俺が最強だ!という方も中にはいると思いますが)。
チカゲはこの生きる道というカードにより、ビートが通じない相手にも対抗する手段を持ちます。またこのカードはプレイングなりデッキ構築の段階でケアしないと普通に決まってしまうので、こちらが「それっぽい」動きをすれば相手の動きを歪ませる
こともできるのです。
正直このカードを積むためにはある種の覚悟が必要で、一朝一夕で決められるものではありませんが、使えるようになると戦略の幅が広がるので練習して損はないと思います。


さて、前編となる今回はチカゲの基礎となる部分をお話しましたが如何だったでしょうか。
この記事を読んで少しでもチカゲに興味を持っていただけると幸いです。
そのうち後編も頑張って書き終わらせます。前編よりは長くならないと思うのでそちらもどうぞよろしくお願いします。